こんな風に作ってます!粘土メイキング①

1024 768 Yuramaki

粘土作品を作っている現場も、なかなか楽しいもの。

わたし自身誰かが描いている筆跡や、生の手作業を見るのが好きでして。

今回は合間合間写真を撮っていました、先日の熊さんのメイキングをご紹介!

 

立体造形メイキング(中サイズ編)

① はじめに
どんなものを作りたいか、決めます

メールや口頭でご注文を受けて最初にするのがこれです。一番大切!

どんな目的で作っていきましょう?を、絵を使いながらクライアントさんの中から引き出していきます。

どんな思いで、背景で贈るのか。

渡したその先に、作品を通してどんな関係やコミュニケーションが築けたらいいだろう?

まで想像を巡らせてさっくり(手早く)ギュッと(濃く)固めます。

ここで決めたことを元に製作へ入っていくので、

本当に種まき用の種を作るような思いでお話しさせていただく、ある意味一番楽しい行程です。

このときは、プレゼントでしたので、こちらで包装や紙袋までラッピングの想定図まで描いてお話していますね。

粘土の人だからって、粘土だけじゃない。関わるものすべてをデザインします。それでこそ、お仕事ってものだと思うんです。

 

 

② ミニチュアであたりをつける

この時は完成サイズ幅が25センチ。実際の大きいサイズを作る前に、油粘土で小さい模型を作って肉付きやなんかのアタリをつけます。

やっぱり絵から立体にすると、こっちのが構造的にいいなとか、持った感じ、こうしたほうがいいな、なんてことがあります。

想像や経験則・視覚で作ったものを、触覚でまたバランスを整えていく工程ですね。

 

③ 本番サイズで制作

このときは木彫り感を出すために、削り加工がしやすい、石粉粘土を使っています。

手渡しの要件ですから持ち運びやすいように、中を中空で軽くするため、スチロールを芯材に削るところからスタート。

この芯材は後から抜いています。抜くことを想定して綺麗に作るのが大事(このときちょっと失敗して経験値が上がりました)。

ざっくり形を作ってから、削って細かいディテールを決めて微調整を繰り返します。乾かすのにオーブン大活躍!

途中で作品が入らなくて、慌ててドーム状のオーブンを買いに走ったら、粘土からこんがりした美味しそうな香りが漂ったのにはびっくり笑。

 

⑤ 着色、完成!

粒子の細かいアクリル絵の具で塗って、仕上げのニスを吹いたら完成!

台座の板も、専用のものを調達して着色してニスを吹いています。

ポップだけど浮きすぎない。ギャップがシュールだけど痛くならない着地点には気をつけます。ずっと、飾り、空間を演出するものですからね。

「刺激」で生まれるコミュニケーションは強烈だけれど一過性になってしまいがち。

けれど、「じわじわと」生まれる旨味のような落ち着きから出るコミュニケーションは、自然のように、細くともいい空気を保ってくれるのです

 

クレイもご飯作るのと一緒

ちょっと変わっているように見えるけれど、これって

「今日は何食べたい?体調はどう?」から
献立を決めて、
八百屋さん行って、
下ごしらえしてご飯作るのと一緒なんです。

それを、粘土というちょーっと、違う材料や手段でやっているのがyuramaki の立体造形。

ご飯を作るのとちょっと違うのは、心の成長があること。

作品作りの対話を通して、
それぞれが一歩ずつ
また今までの自分の向こう側へ成長する。
それがいちばんの「作品」だと思っています。

 

Yuramakiクレイアート orderはこちらから

記念日のプレゼント、ねぎらいのサプライズ、自分の癒しになる形を立体造形で。

 

 

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