旅の途中で旅に行きたくなった本。「近境・辺境」
旅の途中で旅に行きたくなった本。「近境・辺境」 https://yuramaki.com/wp-content/uploads/2018/05/img_8572-1.jpg 832 638 ゆらまき ゆらまき https://secure.gravatar.com/avatar/9b3eb976e5da6481327cc7ac33615ef6?s=96&r=g- ゆらまき
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旅にはいつも本を一冊持っていきます。
四国うどん巡りの話で、Twitterお友達の金井さんの取り上げていたこの本が、ちょうど出発前に届きまして。今回の旅のお供となりました。
旅に、旅の本なんてなかなか乙だなあ。
なあんて、列車の移動時間や、思わぬ待ち時間で読みすすむ。
「自分が何で旅をするのかなあ?」という原動力に対してすごく気づかされるものが多くて、帰りにはすっかり読みきってしまいました!笑
これはお気に入り本棚に入れたくて、保存用を買いました。
目次
体験をきっかけにした心の旅
全般を通してこの本が素晴らしいのは
旅を通じて
著者が自分の世界観を旅して
新しい扉を一枚一枚開いていく過程や
心震わせたできごとが
ありありと書かれているところ。
書いている人の心の震え、姿勢は、
文字からもしっかと伝わるもの。
心の底から書かれたこの本は、
ページをめくるたび
書き手の心のふるえを追体験しながら、
「自分はなにを大切に旅に出かける?」
を問いかけて自覚する、
とてもいいきっかけになるのです。
この本で自分が見つけたこと
この本を読む合間に
鳥取砂丘を駆け回り、
土地のものを食べ、温泉に浸かって。
(今思うと、考え方というか、お題を自分の頭にセットして、色んな体験を重ねて答えを探していたんですね)。
わたしにとって、
全身で感じることが、
自分を自分たらしめている。
だから仕事も遊びもぜんぶ、
何もかもが許す限り
現場に行き五感で感じ続けるのが
何よりも大切なんだ。と
自分で言葉にならないままであった
あやふやな姿勢を
しっかりと自覚し、掴みました!😄
大きな心の土台ができると、
言葉や行動も絞られる。
それが反映して、連休明けの打ち合わせから早速いいコラボレーションが生まれました。
旅、いいですね。
本に興味のあるかたはこちらから。
「辺境・近境」村上春樹 (新潮文庫) Amazon
わたしが強く印象に残った部分(覚書)
メキシコ編より
・なぜ旅に出るのか?
・言葉の奥の「響き」を聞くひと、聞こえない人々
モンゴル編より
・旅での出会いは自分の中にあるまだ見ぬ自分自身との出会い
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