
日本人必見の映画 – 沖縄戦の真実
https://yuramaki.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_7310.jpeg 800 599 Yuramaki Yuramaki https://secure.gravatar.com/avatar/9b3eb976e5da6481327cc7ac33615ef6?s=96&r=gみなさま、こんにちは😊 由良です。
Juma. 教育研究 活動レポート 2021.2.11
・戦争が人間らしい心を麻痺させた。
・戦争の道具となった教育が引き起こした、集団自決。
私の知っていた沖縄戦
はじめ、この映画を教えてもらった時、私は沖縄戦について何も知らない…?と、頭の奥がスッと冷えました。
沖縄戦、何が起きていた?
私が、社会科の授業で教わった歴史、修学旅行で行った沖縄の体験を思い返すと、ポカリとあいた空洞のように何もでてこないのです。
今になって、私の知っている戦争は、
沢山書かれた、歴史の中の一行を、なぞっただけだった。
はじめてそう理解した。
淀んだ水が詰まった、薄いポリ袋の上に立っているような感触がよぎった。頭の奥が、ぞわっとしたのでした。
1945年に起きていたこと
私は、Juma.研究メンバーの齋藤さんとドキュメンタリーを見て、これまで感じていた「真実を知らされない」違和感を話し合いました。
生き延びた人の声、
アメリカ軍の記録映像、
それぞれ違う角度の
沖縄戦で本当に起きていた断片🧩を
心の中で合わせていきました。
- 沖縄が、日本本土決戦のため、時間稼ぎに使われたこと。
- 沖縄島民は、日本軍から本土人と同等に扱われなかったこと。
- 沖縄島民は、日本軍vs米軍の完全なトバッチリを受けていたこと。
- 当時、日本の誤った軍事教育で、島民にトバッチリを目隠ししたこと。
- また、教育が、沖縄人に米兵を鬼畜と思い込ませ、正常な判断を欠かせ自決させたこと。
- 米軍が、けして沖縄人を痛めつけなかったこと(これは、島の地理を島民から聞き出す戦略でもあった)。 etc..
語り手の悲しみ、怒りを追体験し深く考える時間。
この映画は、
答えや、見解は一切、語りませんでした。
ただただ、本当に起きたことを、
本音だけを伝えた。
それだけに私の中に深く、ショッキングに刺さりました。
1945から2021年 今、変わらぬこと
沖縄戦の問題は、70年経った今も
形を変えて続いていると
私は感じます。
物理的な戦争は、
目に見えない謀略戦になり。
人間として正常な判断を
失わせる教育は、
ニュースメディアや
日常生活のあらゆる場面で
カメレオンのように溶け込み、
今も続いている。
教育が、時に、人を御す道具として
使われていることも。
(先日、昨今の学年別クラス分けは歴史が浅く、18世紀の産業革命で、行動や習熟度を揃えた労働者育成のために始まった。というのを知ってびっくりしました)
それぐらい、真実を掴むまで
人の心は容易く動き、
書き換えられやすい。
私自身も、そうだった。
悲しいけれど、
肝に銘じておかなければいけない
事実だと思っています。
映画から私が受け取ったもの

それは、世の中と向き合う太田監督の姿勢でした。
報道や権威をなんの疑問もなく信じていないか?
真実を投げかければ、
誰もが自分自身で
「本当はどうしたらよいのか」
答えを出そうとするのではないか?
私たちは、真実
(本当に世界が求めていること、
飾らず嘘をつかない情報、
幸せに向かう)を
追求する姿勢こそ、
いついかなる仕事をしていても
貫くべきではないか?
この姿勢を、私は
私が持って生まれた仕事で受け継ごう。
そう、心の底から
むくむくと感じたのでした。
2021.3.13 追記 戦後の教壇で
SNSで上記を掲載したおり、戦後実際に教壇に立っていた方からコメントをいただきました。当時の教育の変遷を知る貴重な体験談。許可を得て転載いたします。
Aさん
「その通りだと思います。私は 長く学校勤務をしてきました。1974年に学校現場に出ました。その頃は 戦前に間違った事を教えて来たと言う 深い悔いを持って教壇に立つ先輩達がおられました。
しかし 時の流れと共に ジワジワと国が考える方向に沿う 材料を現場に押し付け 目先は変われども 戦前と変わらない様な有り様が 展開され続いています。
また 1人1人の個性を大切にしない在り方は 少しずつ 見直されてきていますが なかなかです。そして 1人1人が 自分でしっかり考え 流されない者になっていかねばならないと 思っています。」
時代の移り変わりの時、実際に教壇に立たれたAさんの言葉。
私の心に深く刺さりました。
そんなことが起きていたのか。先生もそんな思いをしながら伝えていたのか、と情景が胸に迫ってきます。。
わたしも、浅原さんと同じように思います。
人間一人一人が、自分で考え、真実を見つめようとすれば
人を流そうとする教育、情報がいくらあっても
そのまやかしを、根本的に、打ち払うことができると思うのです。
そういった精神を、研いでゆくにはどうしたらよいか。
私はいま、自分にできる範囲から挑戦しています。
▼ 沖縄戦の他の方の感想もこちらにまとめられております
https://okinawa2017.blog.ss-blog.jp/archive/c2306199969-1
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デザイナー/イラストレッスン講師 由良万紀子
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