私たちはなぜ人として生まれてきたのか？

• 2021-09-27
• ゆらまき
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みなさま、こんにちは。由良です。

私は、子供の頃から
ずっと疑問に思っていたことがありました。
それは、なぜこの時代・場所・家族を選んで
人として生まれてきたのか？ということ。

「この人生、人として生まれてしか
できない事は一体何なのか。
人としてやらなければならない事は
一体何なのか？」

この部分が、ずーっとわからなくて
私、とてもムズムズしていたんです笑。
それが、最近、
やっと、やっと、少しわかってきました☺️

人が生まれ持った仕事とは

いわゆる、魂を磨くこと。でした。
これが、人の仕事なのだと見えてきました。

それは、仏教や、キリスト教、
どんな宗教の中でも共通してずーっと語られてきた
人としての生き方でした。

最近、先輩から教えてもらった
インド哲学関連の本の中に、大きなヒントが
あって、私の理解が大層進みました。

特に、人間の持つ役割や、能力を
科学的に分析して書いているものがあり、
目の前の霧が晴れました。

「インドは霊性を向上させる役割の国」って
鈴木大拙氏が言っていたのは、まさしく！
と思った瞬間でした。

魂を磨くとはなんだろう？

さて、とはいえ、
どうしたら人間の仕事をやりきるのか
具体的なことはとんとわかりません。
そこで、自分なりに勉強して理解したことを
柔らかくまとめてみました。

「全ての命は、
　もともと神さまの一部分
　(大きな力や、創造主とも言える？)が
　魂となって一旦わかれ出た存在で、
　魂が、人間の体を使わないと
　体験できないことをやりにきている。

　ひとしきりやり切って
　満足すると、魂は大元へ還って行く。
　満足しないと、また何かの生き物に
　生まれ変わって体験を続ける。」

※このうち、満足して還っていくというのが、
仏教でいう解脱というものなのかもしれません。
私は解脱したことがないので、
今、想像できる範囲ではありますが。

ということは…

私は、
魂がやりたがっていることを
満足させる為に生きればいいんだ。

得意を生かした仕事をする。
心と体を喜ばせる。
誰かと愛情を注ぎ合う。
時には、心を乗り超えて成長する。

全部、ぜんぶ、
この一点のためにやればいいんだと思うと
すーっごくスッキリ😂

人生の一番てっぺんの大目標が見えて、
すごく気持ちがホッとしました。

疑問のきっかけは「火の鳥」

思い返せば、この話は
手塚治虫氏のライフワーク作品
「火の鳥」にも出てきていましたね。

手塚氏は、作中で、
全ての命が一つになり、また巡ることを
コスモゾーンと呼んでいました。

※出典　「火の鳥」未来編 紀伊国屋書店 電子書籍版より

私は、小学校3年生の頃、火の鳥やブッダを、
毎日のように読み返していました。

初めて読んだときには
生きること死ぬことを意識させられて、
自分の頭の上と足元が、いっぺんに
なくなってしまったような、
恐ろしい気持ちになったのを覚えています。

コスモゾーン。当時は、
そうなんだーぐらいに読んでいましたが、
これは、この宇宙や、命の仕組みを
わかっていないと描けないシロモノです。

きっと、手塚氏は、命の仕組みについても
深く勉強されたのだと思います。

おわりに…

このことで意識して見ているものが変わり、
私の仕事、デザインも
まったく次元が変わってゆくと思っています😊

では、今日も良い１日をお過ごしください🍀

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由良万紀子
デザイナー/イラスト講師/感性教育研究者
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