ハリネズミの歯周病に、シナモンとターメリックが有効(ふらつき症候群も進行が止まった)

800 535 Yuramaki

みなさま、こんにちは。由良です。

家族のハリネズミ、きなこくん。今5歳と半年です。
昨年の秋から、彼が歯周病と下半身の麻痺(ハリネズミふらつき症候群?)で調子を崩していたのですが、食事で持ち直せてきました。

*免責事項
これは私が、素人なりに調べて、ハリネズミと相談してトライした体験談です。もしトライされる場合は、各個人の責任と判断でお願いいたします🙏

2021.2.3追記 – 医師による診断、朗報

昨日、獣医さんに、改めて経過を見ていただきました。
昨年秋にあった、口の中の腫瘍状の腫れがほとんどひいていました。

*上の写真は、みわエキゾチック動物病院さん撮影。使わせていただきました。

また、下半身の麻痺については
脚の筋肉がごっそり落ちて弱いながらも、足を繰り出そうとしているので、今は麻痺していないだろうと診断をいただきました。

リハビリで太ももの筋肉が戻れば、また自力で歩けそうです😭✨
ダメもとでチャレンジしてよかった…!!

歯周病になったいきさつ

去年、9月。いつも硬いご飯をあげていて、人間で言うおせんべいをボリボリ食べるような音を立てて食べていた彼。ある日、音がしないので食事をよく観察すると、ご飯を丸呑みして、時々吐きだしていた。しかも、お口が、くちゃい!

慌てて病院に連れて行きました。

お医者さんに、なだめすかされながら、口の中の写真を撮ってもらうきなこ君。「これは歯周病ですね~。ハリネズミは口の中にいろいろな菌がいるし、歳をとるとなりやすいんです」と話すお医者さん。

写真を見せてもらうと、彼の上の奥歯は、左右両方とも歯茎が腫れ上がっていました。片側は、奥歯の一部が抜けている。いつの間にこんなことに…私はショックでした。

その後2~3ヶ月、消炎剤を出してもらって一度は収まりました。
ですが、薬をやめるとまたぶり返してしまう。もう一度通院すると「歳ですからしょうがないですね」とのコメント。2度目の処方では、薬もよく効かなくなってきました。

いたちごっこで私は悩みました。

彼らは歯磨きができない。かといって、ずっと薬を飲ませるのは、長い目で見ていいのかなぁと言う気持ちが湧きました。

下半身麻痺で丸まれず、行き倒れのように寝ていたきなこ君

ちょうど消炎剤があまり効かなくなってきた時、足を引きずる、ハリネズミふらつき症候群 (WHS=Wobby Hedgehog Syndrome) も発症。

三たび診察してもらうも、「年齢からくるものでしょうね。原因は、レントゲンでもなかなかわからず結局、解剖してみるしかわかりません…。お家で様子をみてください」とのコメント。

経過観察するしかない。
むず痒い気持ちになりました。何か、他にできることはあるんじゃないのか?と。

虫歯予防のシナモンが、ハリネズミに使える?

まず、閃いたのが歯周病に、シナモンを使うこと。

私は、もともと歯磨きをしても虫歯になりやすくて、どうにか予防ができないか?と、自分でシナモンの歯磨きを試していました。

シナモンは、アメリカやインドで虫歯予防の歯磨き粉にも使われています。

シナモンについて詳しく調べてみると、口の中の細菌の塊、いわゆるバイオフィルムが抑制できるという研究結果があります。

・新潟大学での研究
「シナモン成分による歯周病抑制効果の検討」
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-18K17043/

・医療業界を変える? 「天然の薬」が話題に!!
こちらの方が、一般の方にもわかりやすく噛み砕いてくださっています。
https://ameblo.jp/salon-de-sol/entry-12085958264.html

人に効いているなら、ハリネズミにもいけるんじゃないか?
禁忌を確認して、与えることにしました。

何か手立てはないか?-犬の事例を活用

ハリネズミの神経症状は、海外の論文で調べても、対処法が全くもって出てこないので趣向を変えました。

ハリネズミと同じ哺乳類である犬は、古くから飼われ、数も多い。体が大きくて、検死もしやすく、小動物よりもっとよく研究されています。もしや、彼らの中でハリネズミと似た事例はないか?と。
…早速出てきました。

ハリネズミと同じく胴長、ダックスフント体型の、コーギーの事例です。

岐阜大学動物病院ウェブサイト
(ウェルシュ・コーギーの変性性脊髄症 Degenerative Myelopathy(DM)in Welsh Corgi  https://www.animalhospital.gifu-u.ac.jp/neurology/medical/spine_dm.htmlにありました。

コーギーに、変性性脊髄症と呼ばれる、WHSとほぼ同じ症状がある。

しかも、治療として、消炎作用と神経修復作用を持つクルクミン(ターメリックの黄色の成分)と、ビタミンB類を処方している。と書かれていました。

やった!これだ!!!

食事を変えてみた

次の日から、1ヶ月間、食事をこの内容に変更。
食事量を少し調整して、朝晩2回、ハリネズミに与えました。

🍽レシピ動画

  • ハリネズミフード…小さじ1、ふやかす
  • 生の松の実…2粒(固形フードにないエネルギーを補う)
  • 新鮮な食べ物…リンゴや人参のすりおろし(固形フードにないエネルギーを補う。私は、🍎と🥕を3:1で混ぜ、ハンドミキサーでスムージーにして与えています。多めに作って、残りは飼い主が食べます。🥦や🥬も時々小指の先ほど入れます。)
  • シナモン…耳かき一杯(歯周病原細菌に対し強い抗菌活性があるCinnamaldehydeを含む)
  • ターメリック…小さじ半分(成分クルクミン に強い抗酸化作用があり、慢性炎症を抑制。BDNFのレベルを高め、神経細胞の生成や成長、増加を促す)
  • ニュートリショナルイースト…耳かき2杯(神経修復作用のあるビタミンB類)
  • 海塩…3粒(ミネラルの追加)
  • ミールワーム…5体ほど、時々

*ニュートリショナルイーストは、ベジタリアン界隈でよくチーズの代わりに使われる調味料です。チーズのような匂いがします。

きなこ君は、このブレンドご飯を、意外と食いつき良く最初から食べてくれました。

歯周病が治り、下半身麻痺の進行が止まった

12月下旬から、1月末までの1ヶ月間。この食事を与え続けたところ、変化が出ました。
昨日、久しぶりに、きなこ君の口の中をのぞいてみますと

歯が一部炎症で抜けてしまっているものの、ぶよぶよに腫れていた歯周病がきれいに治っていました。びっくりです。

また、下半身の麻痺も進行が止まって、今は足を繰り出そうとして、足の踏ん張りに少し力が戻ってきています。

1ヶ月の経過を見て、彼の体に合っていて副作用もなく調子が良さそうなので、この食習慣を続けています。

食事で、歯周病とハリネズミふらつき症候群が防げる可能性

私は、WHS / 下半身麻痺 / 神経症で、だんだん弱っていく彼らをみていられずどうしたら良いか、心を痛める飼い主さんの気持ちにとても共感します。

今思うと、上の食事を症状が出る前から与えていたら、WHSや、お口のトラブル、下半身の麻痺を防げたのではないか?

そうだったら、彼の健康と幸せを守れたのかな..と反省することも度々あります。

食事を変えるのであれば、ご飯に一手間加える自然な形で、ハリネズミも負担が少ないです。
古代ギリシャのヒポクラテスは、人間、食事で治せないものは医療で治せない、と言いました。この内容は、きっとそれにも通じるかと思います。

食事療法の体験談(事例)をお聞かせください!

まだ2021年2月現在、まだ1匹の例ではありますが

もし、これが多くのハリネズミに効いたら、日本だけでなく、世界中のハリネズミとその家族が救われる可能性も秘めていると感じています。

もし試された方がおりましたら、
ぜひこちらのフォームで教えてください。https://forms.gle/ZZutQSzMJqtzDSxx6

日本ハリネズミ協会さんともシェアさせていただきます!
有志から始まった、ハリネズミの幸せを願う活動を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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デザイナー由良万紀子
JUMA. Creative -global design team-
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https://life.timeticket.jp/admin/articles/125

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