ハリネズミ用 車椅子の作り方

1000 522 Yuramaki

みなさまこんにちは、由良です。

ハリネズミふらつき症候群(Wobbly Hedgehog Syndrome:WHS)になったきなこ君。
麻痺した後ろ足を引きずる、彼を見ていられず、思い立ってハリネズミ用の車椅子を作りました。

そのきっかけと、作り方を大まかにご紹介いたします。

ハリネズミ用車椅子を作ろうと思ったきっかけ

散歩が大好きなきなこ君が、2020年12月12日から3日間で、みるみる歩けなくなって弱っていった。その姿を見て辛くて辛くて、居てもたってもいられず車椅子を作りました。

思いついたのは、彼が歩けなくなって3日後のこと。
早朝に目が覚めてふと、犬用の車椅子があるなら…と調べたのが始まり。

アルゼンチンの獣医さんが、若くして歩けなくなったハリネズミを車椅子で元気に走らせている動画を見つけました。

とは言えどうやったらこんな精巧なものが作れるんだろう。プラモデル歴0年の私は、一生懸命考えました。

車椅子 → 小さいタイヤ → プラモデル → タミヤ!

間3秒でこの結論を閃きました。

タミヤさんならプラモデルのプロがきっといるはず。
サイズが合いそうな部品もあると事前に調べた上で、お店へ伺いました。

きなこ君のスリーサイズを測って、350gの小豆が詰まったアイピローを、ハリネズミのダミーとして持って行きました。

実際に使った部品

TAMIYAのスタッフさんに参考動画を見ていただいた上で、サイズを伝え、楽しい工作シリーズのパーツを案内してもらい選びました。

製品に詳しい専門スタッフさんからは、強度についてアドバイスをいただきました。このシリーズは、子供が夏休みの数ヶ月間使うような目的・強度で作られているそうです。

そのため、あまり重い負荷がかったり、長期間使うと、軸受が摩耗してタイヤが回転しづらくなるかもしれない。と助言がありました。使う上で、頭の片隅に置いておくと良いと思います。

①土台と車輪部分

・TAMIYA ユニバーサルプレート (2枚セット)
https://www.tamiya.com/japan/products/70157/index.html

・TAMIYA スリムタイヤセット(36・55mm径)
https://www.tamiya.com/japan/products/70193/index.html
*シャフトが1本ついています

②お腹の固定バンド


100円均一などに売っているリストバンドや肘サポーターをアレンジするか、手縫いで作成します。

由良は、エコバッグ用のポリエステル生地面ファスナーをユザワヤで買って手縫いしました。中には、ポリエステルの綿を詰めてお腹当たりをフカフカに。 針も刺さりにくく、洗いやすいです。

生地選びについて

私は、お裁縫素人。もう詳しいことがわからないので、布屋さんで
「ハリネズミ用の車椅子を作りたくて、固定バンドの布探してます。汚れても洗いやすい布を教えてください! 」と相談!
そしたら、その布をお勧めしてもらえました。
世界は優しい…😭

布地は10cm単位から、700円〜で手に入ります。面ファスナーは、500円くらい。

作り方

まずはこちらの道具を準備します。

*ユニバーサルプレートとスリムタイヤは、それぞれニッパーでパーツを切り離しておきます。
パーツに残ったバリや、ささくれは、ハリネズミが怪我をしないように、紙やすりを使ってとっておきます。

① ハリネズミの体を計ります。

② ユニバーサルプレートの横幅は大体ハリネズミ成体の幅丁度です。そのまま活かしましょう。
プレートの縦幅を、ハリネズミの体に合わせた長さに、のこぎりでカットします。断面にヤスリをかけて滑らかにしておきます。

③ 説明書に従って、ユニバーサルプレートに軸受を取り付けます。

④ 軸受にシャフト(金属の棒)を通して、両端にスリムタイヤの36mm径を取り付けます。

⑤ 固定バンドを縫い付けます。

写真のようにがっつり四方を縫い付けます。ベルトと台座が密着すると、車椅子が胴体と一体化して、歩きやすくなります。

⑤ ハリネズミに試着してもらって、重心や体重のかかり方。歩きやすさを確認します。いくらかフシュフシュ言われますが、大事な行程です。
尻餅をついて後ろに転んだり、進みにくそうにしていたら、台座の当たり方や、ベルトの大きさ、車輪の位置を調整します。家族がスムーズに走れるようになるまで、2〜3度調整してください。

完成動画、まとめ

バンドも含めて、予算2000円ほど、時間も半日あれば作ることができます。
車輪を一から作るなんて大変なので、専門的な知識もほとんどなく作れるのは、本当にありがたいと思います。

この記事が、大事な家族が歩けなくなって困っている方の、一筋の光明になれば幸いです。

追記  2021.1.26

日本ハリネズミ協会、磯野さんのご尽力により、体験記が公開されました。丁寧に調整と確認を繰り返してくださって、良い記事に仕上げていただきました。
私が車椅子を思いついたいきさつなど、元ハリネズミ飼いの方によって、また違った角度から描かれております。ぜひご覧下さいませ。

日本ハリネズミ協会 – 事例③自作の車椅子
https://www.p-hedgehog.com/hospital/ex3/


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デザイナー/イラスト講師/感性教育研究者

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