欲求の本質へ

999 1024 Yuramaki

人は、要求の断片しか言葉にできないことが多々あります。

先日、デザインでテーマカラーをパープルにしたいという人がでてきた。

パープルは、高貴な色、高級感、ラグジュアリーのエネルギーがある色。

わたしは、こういう時安易に表面的な色には決めない。

なぜパープルだろうと聞いてみる。

本当は、紫にこだわる必要がないかもしれないから。

するとこんな答えが返ってくる。

「質が高く奥ゆかしい、自社のプロダクトを伝える高級感を印象づけたい」

要求の本質を引き出した時、もう言葉尻にとらわれる事は無い。

実のところ、この人は、高級感、質の高い製品の印象を伝えたいのだった。

製品の持つ印象を水に例えて言葉と言うコップに注ぐとき。

1番近いコップの「パープル」を選んでいただけなのでした—

これはデザインだけでなくて、どんな仕事にも当てはまることだと思うんです。

私たちはつい言葉をそのまま捉えてしまいがちですが、言葉が入るもので入りきらないものがたくさんある。

それをいつも忘れない。それだけでぐっと懐を寄せ合うコミニケーションが取れると私は常々感じます。

・感銘を受けた記事

「燕尾服に高級車でお出迎え」はしない? 執事の仕事の実態とそのサービス哲学https://doda.jp/careercompass/compassnews/20180323-36311.html

人って要求を断片的にしか言わないので、言われたことをやるだけではなく、その本質をとらえることが重要なんです。

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