
幼稚園と、社会の問題は共通していた
https://yuramaki.com/wp-content/uploads/2020/01/20200117102534-1024x768.jpg 1024 768 Yuramaki Yuramaki https://secure.gravatar.com/avatar/9b3eb976e5da6481327cc7ac33615ef6?s=96&d=wp_user_avatar&r=g栃木県 如意輪寺 運営
おおみや幼児教育センター訪問
齋藤 セシリアかおるさんと。
このお寺はわたしの祖父の生家であり、
今のわたし
Well-beingを感性教育/デザインで目指す、
精神性のルーツでもあります。
それを深く意識する機会になりました。
旅から立ち戻った気持ちです。
如意輪寺の住職を兼ねる
伯父の船田園長先生、そして奥様。
お2人の、子供と周りの環境を見つめる
暖かい眼差し。
お話しが核心へ深まるほどに
これほどの教育者が血縁にいたのかと
驚き、心が喜びにあふれました。
幼稚園/保育園業界の問題 「保護者に見せる保育」
早く結果を出そうとするカリキュラム。
足並みを揃えさせる教育。
子育てにどんどん手薄くなっている社会。
親子の、時間の持ち方の変化。
家庭でやっていた教育が今できなくなっている。
園長先生は、
さまざまな現状をお話しくださいました。
わたしは聞いていて、
こういった先生たちの姿勢にならって
育った子供たちは、この評価基準や
人の育て方をスタンダードと思い
大人になってからも様々なシーンで
再現しているのではないか?と感じました。
子供の幸せを目指す、教育
子供は大人の見ていないところで育つ。
結果を出すのが教育の目的ではない。
人の成長は、5年10年かかる。
だから地域の小学校と連携をとる。
幼稚園のことを覚えていなくても、その子が幸せになっていればいい。
2030年、その先、
私たち大人の予想もつかない
ガラリと変わる未来で。
子供たちが幸せに生きていくには
何が必要なのか。
内から芽吹くような意欲に、他ならない。
それを引き出すのが
私たち教育者の役目ではないか。
—-お話を通して、より私たち「Artlosophy」の中心も絞られました。
おおみや幼稚園website より。栃木出身カーデザイナーによる「オロチ」
ゆくゆく、一緒に子供たちの幸せのため
協力できるよう、精進してまいります。
それには、私たちだけでなく
様々な得意分野の方々と、
場を広げていくのが大事とも。
帰り際、祖父のお墓に手を合わせ、報告。
そらから微笑んでいた気がしました。
お墓へ案内してくれた園長先生の長子…わたしの再従兄弟が、お父様の仕事と人柄を深く尊敬していたことといったら!
園長先生の教育、その結実の美しさを垣間見たのでした。
感性教育研究 “Artlosophy” Website
https://sdeart.com
サステナブル デザインスタジオ HANDS
https://yuramaki.com/
・2020.8
桑沢デザイン研究所で、感性教育ワークショップ開催予定。予約は6月スタートです!
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