HANDS

Kawaii Clay Art & Product Design

HANDS の立体造形とデザイン

さわる、は、人を作る。

子供の頃、家族や友達と一緒にご飯を食べていて、あるおかずが自分はとても美味しいけれど、友達は苦手だなんて言っていた。

公園で遊んだとき、砂をよく握りしめていた。ある子は、トンボの柔らかい羽を指で挟むのが好きだった。・・・

 

誰しも、何かに触れたときに初めて、「自分にとって心地がいいな」「得意でないな」という感覚がはじめてでてきて、自分が何者であるかを認識できるようになります

それは、手をはじめとして、鼓膜・角膜・舌・鼻腔…全て形を変えた「肌」で触れた時に起こるのです。

自身が、感触から自分の自然に立ち返り、社会が求めるものとの調和を取ったように。

「生の肌で触れること」は、不立文字しかり、こどもでもできる、誰もが元々内に持つ真我に迫る方法です。こうして自身の感性を認めることができれば、ほかの感性も認め、尊び合うことができます。

その機会を増やすことは、様々な人の命をより意義深いものにし、無数の才能が手を取り合う社会の利益に、大きく貢献するでしょう。

私はこれこそが世の中に必要だと信じ、さわれる立体造形を中心として制作しています。
また、セッションやワークショップを通じて、自分の感性に触れることも、伝えています。

 

昔、かのトルストイは、こう言ったそうです。

「真の芸術とは、人生のためになんらかの利益に貢献をするものでなければならない。今日の芸術のように、美や享楽の上ばかりに立つのではなく、人々が心にもともと持つ原始的な、真実を求める本能を土台としなければなりません。

1国民、1階級だけに通用するものではなく、一般の誰もによく理解されるものでなければならない。そしてそのためには、形式、表現が明瞭で、単純で、簡潔でなければなりません。」

私もこうありたい、と思う、尊敬する精神の一つであります。

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