大神スタッフロールの謎「乱数生成器 メルセンヌ・ツイスタ」

1024 739 Yuramaki

最近、旦那さんが大神と言うゲームにはまる。

ゲーム作品の中でも、もっとも日本らしい名作中の名作。私も大好きな物語です。

天照大神や、イザナギイザナミなど日本の神話をベースにした舞台の、ネイチャーアドベンチャー。主人公の神様アマテラスが、闇に覆われた世界で、人々の心から失われた信仰心を取り戻し、世を救う物語です。

昨日エンディングを迎えた旦那さん。
「ちょっと見てみて!」
「なになに」
「スタッフロールに乱数生成器がある」

f:id:yuramaki:20200421094149p:plain
10年前は気づかなかった。なんやこれ。調べてみました。

メルセンヌ・ツイスタ」
Mersenne Twister(以下MT)は、松本眞 ・西村拓士(アルファベット順)により1996年から1997年に渡って 開発された疑似乱数生成アルゴリズムです。(2002年1月に 初期化ルーチンを改善しました。) MTは次の様な特徴を持っています。
http://www.math.sci.hiroshima-u.ac.jp/~m-mat/MT/mt.htmlより引用

えーっと。
数学は得意でないので細かいことはよくわからないのですが、数学ってのは、自然現象を数式で解き明かす方法なので…

要するに、予測できないサイコロの目の出方を、デジタルで再現する計算式ですね。

私たちの身近で、どんなところに使われてるかというと、

・ゲームのポケットモンスターで、草むらから出てくるポケモンをランダムにしたり、レベルアップの時に力やHPの上がり幅をランダムにする仕組み。

・ウェブサイトの通信で、メールフォームに書いた内容を暗号化するときにすぐに解読できないようなでたらめな暗号ルールを作る。

・銀行のワンタイムパスワードの数字を作る。

他、たくさんのところに使われているはずです。ライセンス上、クレジット表記のルールがないので、私たちのあまり目に触れていないけれど、現在一番メジャーで強力な乱数生成器です。

結構身近でびっくりしませんか?
私はこれを知って、ため息が出ましたよね。便利な生活できてたり、楽しい遊びができてるのはこういった、研究者の方々のおかげなのだなあと。産官学でやっぱり学が強くないとなあ…とも思いました。

http://www.math.sci.hiroshima-u.ac.jp/~m-mat/TEACH/ichimura-sho-koen.pdf

メルセンヌ・ツイスタ開発秘話
http://www.math.sci.hiroshima-u.ac.jp/~m-mat/TEACH/ichimura-sho-koen.pdf

開発秘話を見ると、またこれまたため息が出ます。
28ページ以降が面白いです。
この研究論文が、投稿した学術雑誌から3年越しで「紛失した」と言われた上に、つっかえされたり。その対応にグレてほったらかしたり(そりゃそういう気分にもなりますよね)。2、3度なくなりかけつつも、オープンソースで公開され、世界的に有名になった数奇な運命。

私たちは、すごい流れに乗って生きている。自分の仕事を追求して、淡々とやり続けよう。そんな気持ちをもらいました^^

サステナブル デザインスタジオ

HANDS https://yuramaki.com/

・2020.8 桑沢デザイン研究所で、感性教育ワークショップ開催予定。

f:id:yuramaki:20200418123804j:plain
予約は6月スタート予定です。現在webサイト作成中!

※現在、コロナウィルスの影響で、会場学校のカリキュラムが1ヶ月ほど押しています。開催がずれる可能性があります。

性教育研究Artlosophy https://sdeart.com/artlosophy

コメントを残す