行き当たりばっ旅、西伊豆
行き当たりばっ旅、西伊豆 https://yuramaki.com/wp-content/uploads/2019/08/20190815195227-1024x768.jpg 1024 768 ゆらまき ゆらまき https://secure.gravatar.com/avatar/9b3eb976e5da6481327cc7ac33615ef6?s=96&r=g- ゆらまき
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思いついて30分、
旦那氏「携帯全部置いてく!」宣言。
空、海、山の青さを眺める
西伊豆のたびに夫婦で行ってきました。
この3つを全部「青い」と呼ぶ感受性は
日本人独特。それを
深く感じる旅でもありました。
どれも無限の深さがあって、
遠く広く、深く、巡り続けているもの。
どの色にも力がある。
その中でも、特に日本の青には、
深遠な循環の力があるのだなぁ…。
そう感じ入らずにはいられない。
目次
8/10 22:00
予約して、そのまま3時間後に泊まれてる。なんとも凄い時代。
コナステイ伊豆長岡さんにお世話になりました。気持ちのいい建物で快適ー!電気ケトルがバルミューダ。寝起きの白湯の美味しいこと。
部屋の中にマイ自転車置き場があったのも印象的でした。チャリダーさんも安心。
レンタサイクルで西伊豆巡りしたかったんですが、朝7時で熱中症になる気温。
足早に車で南へ降りることに。 今度は竹林に行きたい。
8/11 8:30
伊豆半島は鉱石資源がとても豊富な場所で、クリスタルガラスの原料や、伊豆石(石材)、黄鉄鉱の転がる浜に、黒曜石なんかも出ています。
黒曜石って聞くと、ワクワクしちゃいますね。ここに縄文人が、石包丁を作りにきてたんだろうなぁ。
さて、土肥金山にやってまいりました。
昔の金坑がそのまま残って、蝋人形がふんどし姿で「こんな風に採ってたんだよ」とお迎えしてくれます。中はとても涼しい。
洞窟の背が低くて、私の頭(155cm)よりちょっと高いくらい。江戸時代の人の身長は、だいたい155-160センチくらいだったのかな。
この石からも精製。何十キロのこれからチミっとしか金が取れない。
切る前のプラモデル。これを一個一個、カットしてたのかと思うと、ため息が出ます。
金山なだけにインゴットが置いてあります。重すぎてとても片手じゃ持ち上がらない。
砂金とり体験。
朝イチで来てこの入りです。金にはダイソン並みの吸引力がある。
三度笠のような皿へ山盛りにすくった砂利を、選り分ける。すると、底の方にゴマ粒より小さな金がキラリと残る。
無心に砂山を削って16個採れた。「砂金オババ」の異名を旦那さんからもらう。「砂の声を聴くんじゃよ^^」オババ返しである。
帰り際、砂金採り番付を発見。リピートして土産用の容器いっぱいにする猛者もいるとか。
誰もが、自分の中から、安定した重心になる、輝くものを掘り出したいんだね。
12:00
一気に南端、石廊崎へ。
こんなに緑と青が同居するのって日本くらいなんじゃないかしら。うつくしいなー。
天を支えるアトラスのような枯木🙌
白波が美しいこと!!今回の旅で一番背筋がそわっとした色はこれでした。
地元の漁師のおじちゃんが作った、ところてん。コシがハッキリぷちっと歯切れよく、こんなに美味しいんだ!ってびっくり。
きな粉をかけたものもいただく。私はそれが好みでした。きな粉の香ばしさの奥からそーっと磯の香りがする。
14:00
龍宮窟近くの砂浜。
素足で歩いてたら、気持ちのいいこと!しかし行きはヨイヨイ帰りはなんとやら。日向に入るなり焼けた砂に「あちっあちっあちちち!!」ウサギのように跳ねながら歩く。
足洗い場が道路を挟んだとこにあったんですが、渡らねばならないアスファルトは「やっ!火傷する!!!火渡りか!!!」真夏に犬の散歩はすまいと胸に誓うくらい、あつかった。
砂が二層になっていて、波が浜を洗うたびに表情が変わる。
美しくていくらでも見ていられます。
龍宮窟は波に包まれる天然ドーム。座禅を少し組みました。
灼熱の道路。靴という発明はすごいですよ、、ほんとに。
駐車場の「→」が「❤️」になってるの、いい。その脇にこんがり焼けた、愛想のいいおじちゃんが座ってるのがまたいい風景になってます。
15:30
わさび丼は、なぜかほんのり甘くて美味しかった。
涼しくて気持ちよかった。この辺りの宿はそれはそれは静かだろうなあという雰囲気で。ここに泊まってみたいものです。
四国の大歩危小歩危に近い秘境。
帰り道のこの風景も、結構好き。
空に見送られている。また、こよう。
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