ハリネズミ のきなこ君を見送った日。

800 515 Yuramaki

家族のきなこ君が、19日夜 静かに息を引き取りました🙏
5歳10ヶ月。今生での役目を終え、天へ還ってゆきました。

大切な人・家族が、なくなると、
私は自分の生き方を振り返ります…

彼のお世話は大変だったけれども、
面倒だとかそんなことを越えて
幸せのために手を尽くす機会をもらって
私の精神は大きく成長できました。

むかしのきなこ君

5年前に出会った頃の彼は
人の気配がすると、あっという間に
物陰へ隠れてしまう位怖がりでした。

もともと私と出会う前からきなこ君と暮らしていた旦那さんからは、

彼が子供の頃は好奇心旺盛だったものの、旦那さんが掃除機をガターンと倒してしまった際ショックを受けてそんな性格になったと聞いています。

若い頃は、事あるごとに少し怯えるとよく私たちの手を噛んでいました。

私は、こういう経緯があり彼と打ち解けることができないかと思っていましたし

動物と人間の間の隔たりは、こういうもので、一度できた性格は変えられないものなのかと思っていました。

でも、私は
1年半位前からそれにずっと感じていた違和感を、放っておくことができなくなりました。
私はきなこ君に幸せになって欲しかった。

距離感が近づいてゆく

私は1つずつ、心の中のざわつきを取り除くために、いろんなことをやってみました。

ご飯を出したり、掃除するときに
いつもよく話しかけた。

牢屋のようなケージの上籠を
取り外し常に開放して
狭そうなケージをDIYで増築し

湯の華風呂に入れて掛け湯をした。
満足そうに、深呼吸をする姿。

ふかふかのタオルで包む。
うとうとする彼。

耳の付け根をマッサージする。
うれしそうに目をつむる姿。

後ろ足を引きずるようになったら
車椅子を作った。嬉しそうに駆け出した!

こうしたことを毎日繰り返すうちに

私が台所で人間のご飯支度をすると、
ご飯・水のお皿をカチャカチャ鳴らして
知らせてくるようになりました😆

朝・夕飯を、一緒のタイミングで食べたがるのです!
ご飯がないと、ホイールを回し、お皿を鳴らして、一緒に食べる!と物申してくる笑

私は、彼に「大きい針なしハリネズミ」と思われているのかな?と思うほど距離は縮まっていました。

そして言葉はわからなくても、
部屋に流れる空気、声の調子を聞いて
私たちのいる方へ、好奇心のままに
近づいてくるようになりました。

その様子に、本来の冒険好きなきなこ君に戻っていっているのを深く感じたのです。

朝、小さな前足が触れて気づいた


ある朝
リビングできなこ君が散歩をしている途中
私の足に、冷えた小さな前足を乗せ
暖を取り安らぐ姿を見て、わかったのです。

私の考え方と
彼は動物で、仲良くなれないと
思ってやってしまっていた
私の行動そのものが
彼との間に隔たりを作っていたのだと!

私が、たまたま人間の姿でここにいて
きなこ君はハリネズミの姿であっただけで
命に何の違いがありましょうか。

私の価値観が大きく変わったと
自覚した瞬間でした。

終わりに

亡くなった日は、
彼はハリネズミの中でも、幸せに生きたハリネズミなのだと思う反面…

このことにもっと早く気づけたら!彼と良い時間をもっとたくさん過ごせたのではないか、と悔しさがこみあげるあまり夫婦で泣きました。

その翌日、私は、出来る限りのことを今際の際までやりきった。それで良いと思うことにしました。

そして、きなこ君の命と接してわかったことを、自分の人生で実践していくのが何よりの弔いだと決めました。

旦那さんへ
みたらしさんときなこ君を育てて、会わせててくれて本当にありがとう。
こうして甲斐甲斐しくお世話をしなければ、一生かかっても理解できなかったであろうことを、私は実感を持って知ることができました。

みたらしさんからは、受け止める力と寛大さ、命を平等に見るきっかけを。
きなこくんからは、生命の限り力強く生きることと、自分次第で良い関係を作り上げられることを実践で教えてもらいました。

きなこ君、ありがとう。
安らかに眠ってください。
また、会いましょう🙏✨

HANDS

デザイナー由良万紀子
JUMA. Creative -global design team-
由良へのデザイン/イラストレッスンご相談はこちら
→JUMA.クリエイティブサービスはこちらから

タイムチケットのオウンドメディア「TimeTicket Life」で紹介されました!
https://life.timeticket.jp/admin/articles/125

Leave a Reply

Your email address will not be published.

jpn/eng»